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写真集「幻想・利根川」


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 今から6000年前は海面が3メートルほど高く、千葉、東京、埼玉などの低地は浅い海。1000年前は利根川の中流から下流あたりは香取海という内海、銚子あたりで太平洋につながっていた。我孫子や沼南の高台には古墳も散在し、昔の人たちも高台から夜明けの海を見たことだろう。

 毎日が日曜日になって、こころとからだのリハビリを兼ねて始めた手賀沼撮影、いつの間にかすっかりはまりこんでしまった。手賀沼を見渡せる高台に立つと、気まぐれな光を浴びて衣装替えする空と湖面は、その日その日の瞬時のドラマ。幾たびかの干拓の歴史、人との関わり合いで手賀沼は変貌し、夜明けのドラマの舞台は狭まった。 周辺の都市化は、すくって飲めたほどの清水を日本有数の汚濁した沼に変えた。それでも、空と湖面と、光と風の演じるドラマは昔を偲ばせる。 手賀沼湖畔に三脚を立て、カメラとともに追いかける手賀沼の衣装替え。昔の人と共有できる何かを見つけられたような気がするひとときだ。撮った写真を使って書き始めたのが「手賀沼有情」。その中で、日々一枚の写真を日記代わりに掲載してきたのが「レンズの向こう側」。これが「今日も元気だ」という私のメッセージ。

 「レンズの向こう側」を掲載し始めて14年目に突入した。振り返ってみると、手賀沼周辺で増えたのは年配者の散歩姿、いつの間にか住み着いたコブハクチョウ、そして整備された遊歩道や自転車道。湖畔が整備されるにつれレンズを向けるのが風景からコブハクチョウや人など、手賀沼周辺に生きるものへと変わってきた。まだまだ手賀沼周辺には見つけていない美しさ、人や鳥たちの生き生きとした営みがいっぱいある。そんな光景に出会うのを楽しみに撮影を続けてゆきたい。「レンズの向こう側」に掲載しきれなかった写真、撮影してふと感じたことなどブログ〜撮影ノート『手賀沼有情』〜に書き残している。ご覧頂ければ励みになります。

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2016.5.24  撮影ノート『手賀沼有情』より



 手賀沼は、千葉県北部の我孫子市、柏市、印西市、白井市にまたがる沼。もともと「つ」の形をした大きな沼であったが、現在では干拓事業によって水域が半減し、北と南に分離された形になっている。この二つの水域は手賀川を介してつながっている。

 干拓以前の手賀沼の面積は1,180ヘクタールあったが、1958年農林省と契約して干拓事業を開始、干拓面積530ヘクタールが出来て、1968年干拓工事完了時点で、650ヘクタールになった。その後更に、宅地、道路、水辺公園、遊歩道等の造成により50ヘクタール減少して現在は約600ヘクタールと推定されている。

 手賀沼の水深は平均0.68m、最大3.8m。水位はYP2.1〜2.2mで設定、その時の水量は約510万立方メートル。国土交通省が水位の管理をする9月〜3月は水位が低く、手賀沼土地改良区が管理し農業用水に使われる期間は水位が上昇している。

 手賀沼への流入河川からの流入量は毎分約280立方メートルだが、その約70%が生活系排水。1955年頃までは底が見えるほど澄んでいたが、周辺の都市化に伴い手賀沼に注ぐ大堀川、大津川に生活排水や産業排水が流された結果、沼の水質汚染は全国有数となった。

 CODの年平均で見ると1974年から2000年までの間連続で全国の湖沼でワースト1だったが、ここ数年は改善の傾向が見られ、2003年度はワースト6位だった。しかし、2003年のCOD年平均は8.4mg/lであり、環境省の定める環境基準(手賀沼の場合、5mg/l以下)から見ても依然として高水準である。

 手賀沼の水は農業用水として利用されているが、内水面漁業も行われ、コイやフナなどが漁獲されている。2000年、北千葉導水の通水開始で水質汚染は希釈されCOD値は大幅に改善されたが、環境変化のため漁獲量が激減し、漁網を干す手賀沼の景観はあまり見られなくなった。

 県立自然公園(印旛手賀自然公園)にも指定されており、手賀沼の周辺には、柏・北柏ふるさと公園、手賀沼公園、水の館、手賀沼親水公園、鳥の博物館、山階鳥類研究所、水生植物園、手賀沼遊歩道、手賀沼ビオトープ、五本松公園、手賀沼フィッシングセンター、手賀の丘公園、蓮の群生地、道の駅などがある。また、手賀沼の南岸沿いに、柏市の北柏橋から曙橋までの延長約9.4kmの区間にサイクリングロードや遊歩道も整備された。