沙  漠

  地球的生態系崩壊の危機
 CO2の急増などによる地球温暖化、ダイオキシンなど人工化学物質による大気と土地と水の汚染はあらゆる生物を損傷し、絶滅の数を増やしているのに、原因者であるヒトは飽食、快楽、流行に酔いしれて大公害が自分に降りかかってているのに気づかないでいる。沙漠化はその典型、シンボル、進度計であり、沙漠は毎年500万haづつ増えている。

  沙漠化はヒトが原因であり、乾燥や風は助長要因に過ぎな
 植物はどんなに僅かの水分でも繁殖する多様な遺伝子をもっている。動物の侵害がなければ地表は緑に覆われるのに、裸地があるのは一時的な災害(自然、動物、ヒト)か、災害の連続(気温、風、有害ガス、放射能など)による例外であって、百年千年の中には自然生態系は恢復出来る。現状は沙漠でもかっては草原(天蒼蒼、野茫茫、風吹低草、見牛羊)であった。家畜を増やし冬も放牧して草の根を掘り返して食べたので植被を失い、強い風が粉土を飛ばし、残った砂は波状に動き出す。農耕が入ると砂流動は加速され、面的に広がると小砂丘が出来、強風で次第に大きくなり流動砂丘となる。流動砂丘は草も木も人家も呑み肥大化を繰返し、終には流動砂丘連山となり、植生の自然恢復を不可能にする。

  ヒトは植物と共生しないと自滅する
 ヒトが排出する炭酸ガスなどは植物(共生している微生物)が吸収し、食料を生産している。空気と水と土と緑によってヒトは生かされている。

  沙漠化の進む地球はヒトを80億養う力はない!?
 先進国の地球資源浪費=飽食、使い捨て、華飾、流行への渇望心理=中毒症状を克服し、CO2排出削減等の経済構造改革と沙漠緑化を同時進行しなければならない。

沙漠ボランティア協会  菊地 豊  
岩手県胆沢郡衣川村大坂51
fax 0197-52-3923


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