ブルドーザーで70cmの溝を掘って苗を植える

 植林普及のポイント
  ・・・現地民が理解し、意欲をもち、継続実行できる

 簡易技術・・・誰でも覚えやすい
 低投資と収益・・・費用負担ができ、収益の確実な栽培 (自給用から始める)
 持続経営・・・安定した生態系を維持(適地適作、節水、組合せなど)

 植林効果の発展段階
 記念植樹から面植林へ・・・2〜3本植えを百ha単位の森林植林に拡大しないと流動砂丘に呑み込まれたり、家畜食害、伐木で実質効果は小さい
 植林本数から活着保存率へ・・・沙漠では10%〜50%しか残らない、適期適木、根乾防止、人畜害防止、風害、無雨策をとる
 収益率から生態系安定へ・・・微生物ぐるみの地力向上、輪作、輪牧、舎飼、品種改良など

 植林効果の検証、改善
  ・・・地域差が大きいので絶えず状況分析して対応する

 CO2固定力・・・日本は植林しなくても天然緑化されるが、重沙漠はできないから沙漠でのCO2固定力は日本の千倍以上になる。しかし成長量に左右されるから総成長量が最大となるよう、組合せを工夫する
 流砂抑制力・・・草は風減速範囲が狭く風蝕にも弱く、石、レンガの構造物は埋没、新たな風蝕をつくるのに比べ固砂林防風林の組合せは効果絶大である
 確実早期緑化・・・種子の撤播と挿し木植えは雨次第で確実性が低く、その後の成長量も遅い。初期投資は高いが適地適木を検証、改善する
 九旱一雨対策・・・九年間旱ばつが続き一年だけ雨の降ることもある。これに耐えられる森林にする(自然保護区などの実例が各地にある)
 沙漠植林は雨を呼ぶ・・・広い森林が発散するテルペンガス等がエアゾールに変わり雨滴形成の核となり、雨を呼ぶ。

沙漠ボランティア協会  菊地 豊  
岩手県胆沢郡衣川村大坂51
fax 0197-52-3923


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